3月のMVP!「制約が多いからこそ、面白い」ソーシャルゲームのシナリオライターの醍醐味とは

アプリボットでは、その月に最も活躍した人をMVPとして毎月表彰しています。今回は、3月にMVPを受賞したスマートフォンゲーム「神式一閃 カムライトライブ」(以下、「カムライトライブ」)でシナリオディレクター、シナリオライターを兼任している中島優太に、どのような成果を出して受賞したのか、また今後どのようなことをしていきたいのかについて話を聞きました。


◆シナリオを通して「このキャラクター好き!」と思ってもらいたい

―――仕事の内容について教えてください。

シナリオディレクターとして、「カムライトライブ」の世界観作りに関すること全般の責任者をしています。具体的には、シナリオのチェック、フィードバック、「カムライトライブ」の世界観に合わせたイラストの発注などです。私自身、いちライターとしてシナリオを書く業務も任せていただいています。


―――シナリオディレクターとシナリオライターの兼任は大変ではないですか?

もちろん大変だと思う時もありますが、私自身書くことが好きなので、楽しんで兼任しています。私がチームメンバーにシナリオを書くパートを振り分けているのですが、どうしても自分で書きたいところは自分に振って、自ら仕事を増やしてしまったりすることもあります(笑)


―――なるほど(笑)では、今回どんな成果を出してMVPに選ばれたのでしょうか?

2018年10月から約半年ほどかけてリリースした「カムライトライブ」のメインクエスト第二幕のシナリオを全て担当し、受賞させていただきました。シナリオ制作に着手できたのがリリースの2ヶ月前だったので制作時間はかなりタイトだったのですが、ユーザーの皆様からSNSなどを通して良い反響をいただくことができたため、選んでいただけたのだと思っています。


中島 優太(Yuta Nakajima)
2017年アプリボット入社、シナリオライターとして従事。2018年シナリオディレクターとなり、「カムライトライブ」の世界観に関する責任者として現在も携わる。


―――リリースの2ヶ月前から制作し始めたのですね!?

実は、2ヶ月前の時点でも、「8章分のメインクエストのシナリオを作る」ということしか決まっていませんでした。そういった状況でも、「カムライトライブ」の主人公である「マヒト」というキャラクターが、これまでゲームを運用してきた中で最もかっこよく登場する場面は、必ずつくろうと考えていました。「マヒト」に限らず、シナリオを通してユーザーの皆様に「このキャラクター好き!」と思っていただくことが、メインクエスト第二幕において僕の目的だったので、その目的を果たすような結果になったと思っています。


―――MVPを受賞した時の感想を教えてください。

すごく安心しました。メインクエスト第二幕を更新して良かったと思えるかどうかは、半年かけていろいろなストーリーを展開していき、最後、ユーザーの皆様にどれだけ満足していただけたかにかかっていると思っていました。全てのストーリーのリリースを無事終え、ユーザーの皆様から良い反響をいただくことができ、さらに会社からはMVPとして評価していただけたことで安堵感がとてもありました。


―――ユーザーの皆様からどのような反応が返ってくるか気がかりでしたよね。

最後のストーリーをリリースしたあとは、ユーザーの皆様の反応をSNSでちょこちょこと検索するなど仕事があまり手につかないこともありました(笑)Twitter上では「マヒト」のスクリーンショットの画像をあげてくれている方が多く、それだけシナリオをしっかり読んでいただけていると思うとすごく嬉しかったですし、今後の自信にもなりましたね。


◆労力をかけるからこそ、ソーシャルゲームのシナリオをつくるのは楽しい

―――シナリオを作る時に意識していることは何ですか?

なるべく「よし、シナリオを読もう!」と強い気持ちを持たなくても、感動的なストーリーが展開されているとか、大変なことが起きているなど、「ちょっと読んでみるか」と横目で流し見るくらいでも楽しんでいただけるように意識してつくっています。そして、しっかり読んでいただくと、より楽しんでいただけたり感動していただけたりするストーリーになるように意識しています。


―――そういった工夫をしているのは、どのような理由があるのでしょうか?

世の中に基本無料で遊べるソーシャルゲームは無数にあるので、1つのゲームに多くの時間を割いていただくのは難しいと思っています。そういった限られた時間でいかにシナリオ読んでいただくかを考え、工夫をしています。また、ライトノベルなど気軽に読める媒体はいろいろありますが、ソーシャルゲームは他の媒体と比べて「もういいや」と離脱してしまうタイミングが、よりシビアだと思っています。その理由も、無料で遊ぶことができるコンテンツが多いからだと思います。こういった特性のある媒体で、流し読みでも楽しんでいただける工夫は必須だと考えています。


―――具体的には、どのような工夫をしていますか?

シナリオイベントや季節毎のイベントで、扱う題材がコミカルなときなどは、なるべく1タップに表示する文字数を少なくして、よりライトにノンストレスで読んでいただけるように心がけています。こういうことを言っていると、できていなかったときに恥ずかしいので…そういう努力をしてつくっています(笑)

     ▲「カムライトライブ」のシナリオ表示画面


◆制約がある中で、最高に面白いシナリオをつくる

―――他にもシナリオを必要とする媒体がある中で、スマートフォンゲームでシナリオを書いている理由はありますか?

先ほどもお伝えしたように、離脱するポイントが他の媒体と比べてシビアなぶん、労力をかけてソーシャルゲームに適したシナリオを模索する必要があるのですが、そこにやりがいを感じています。また、ソーシャルゲームは、お問い合わせなどを通してユーザーの皆様からいただいたご意見を、タイムリーに反映させながら運用を続けることができます。自分たちがつくったものに対するフィードバックが早いので、そういったところにも面白さを感じています。


―――どのような人が、ソーシャルゲームのシナリオライターに向いていると思いますか?

ゲームシナリオライターは、作家ではないと思っています。作家は、自分の中にある世界観をのびのびと表現することが多いと思います。ゲームシナリオライターは、どちらかというと、ニーズをもとに納期やリソースなどのいろいろな制約がある中で、その制約全てをクリアして、なおかつ最高に面白いシナリオを作るにはどうすればいいのか、というパズルを解くような作業にやりがいを感じる人が向いていると思います。僕自身は、そこに達成感ややりがいを得ることが多いですね。


―――アプリボットで働いていて、いかがですか?

「カムライトライブ」のチームメンバーは、みんなコンテンツ愛がすごく強いです。例えば、プロデューサーはユーザー目線でもゲームを楽しんでくれていて、「今回のストーリーめっちゃアツいね」と声をかけてくれることがあります。また、やりたいことについて多くの説明をしなくても、「こういうことがゲーム内でできると良いよね」などの共通感覚があるので、すごく仕事をしやすい環境があります。


◆「カムライトライブ」を大きく成長させたい

―――この先、どのようなことを成し遂げたいですか?

「カムライトライブ」を今以上に多くのユーザーの方にプレイしていただけるゲームに成長させることを目標にしています。ライターとしては、アニメ化などの大きな展開を目指して頑張りたいと考えています。「カムライトライブ」のメンバーは、みんな同じ目標を掲げてゲームをつくっているので、いつか自ずと大きくなっていると思っています。


アプリボット広報ブログ

株式会社アプリボットの広報が、日々の出来事やイベント、 会社として大事にしたいことを発信していきます。 アプリボットは若いメンバーが、 日々色々な壁にぶつかりながらも、 頑張っている会社です。 このブログでは、その会社の成長や、 学びなどをお伝えしていきたいと思っています。 よろしくお願いします。

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